ラスボスなのにこの扱い


瓦礫の塔にて。
ケ「ひょっひょっひょ!皆消えちゃえー!皆壊れちゃえー!」
ケフカはティナたちの前で、裁きの光でたくさんの町や村を破壊した。
エ「ケフカを倒すんだ!!」
そしてラスボス戦。
マ「あー、どうしてケフカの前に三回もボス戦を!!あー、面倒だ!!」
マッシュが愚痴るのも無理はない。なにせ、どのボスも強いのだ。
セ「このメガミっつーのめちゃくちゃ強いじゃない!どうしてケアルガで回復ばっかり!!」
メガミは倒し方にコツがあった。ようやくそれに気がついて倒したときには、パーティーはズタボロだった。
モ「クポー!このままケフカと戦ったら、皆やられてしまうクポー!」
モグは慌てた。
が、その心配は無用だった。
パーティーが強かったというのもあるが、ケフカは弱かったのだ。あっけなくやられてしまうケフカ。
ケ「う…うぐぅ…」
テ「も、もうやられちゃったの…?」
カ「は、早すぎるでござる!! ミナ、シュン…まだ斬り足りないでござる!!」
エ「…た、確かに早すぎるが…倒せないよりいいじゃないか…」
エドガーはフォローを入れるが…皆不服そうだった。
と、ケフカは息を引き取った。顔が青かったのは苦しみではなくて怒りのあまりに、だったのだろう…。
エドガーの言葉に少しは反省したのか、皆黙った…が、誰かが呪文を唱えていた。
ロ「な、なにアレイズ唱えてるんだリルム!」
ス「リルムは順番がまだ回っておらぬのじゃ…自分もタコ殴りにしたいらしい」
シ「せめてレイズくらいにしとけよ…」
それが義理の爺&親のセリフか!?

END(ああ…ケフカ、ごめんよ…)